日本社会のこれからの展望について(?)

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すごいタイトルですみません。
昨日インターコンチネンタル大阪で開催された、ニュースキャスターの辛坊治郎氏の講演会のタイトルです。
会場は100人入る大広間で、お水がかっこよかったので(笑)撮影してみました。
さすが、三井不動産主催。

さて辛坊さんのお話は、すごく面白くてあっという間でした。
私たちが直面している最大の問題は「死なないこと」なのだそうです。
がんはあと5年以内に、ほぼ克服されます。すでにがんのメカニズムは解明されていて、それに対抗する抗がん剤は動物実験段階ではどんどん出来ているのだそう。
加えて、今IPS細胞から汎用細胞を作ることが出来るようになってきていて、そこからあらゆる臓器の細胞を作ることに成功しているのだそうです。近い将来、臓器は交換が可能になるのだそう。

そうなると、人は死ななくなる。しかし、脳の寿命だけは止められない。脳の寿命は120年と言われているため、人の寿命は120年まで延びる。だから、我々が人生設計を考えるとき、人生80年、90年ではなく、120年として考えなければいけないのだそうです。

でも、こうやって医療の高度化が進むと、おそらく人の寿命より先に健康保険が持たないと指摘しておられました。

けっこう、ぞっとする話ですよね。。。

ドアの不具合で、当店にご相談いただく高齢者の方の中にも、自分は高齢だからあと数年使えればいいので部品の修理だけで何とかしてほしいと言われる方がおられます。今後は、あと数年が、あと数十年に延びるのかもしれません。