芸術のすばらしさ

フィギュアスケートのアイスショー「ファンタジーオンアイス神戸2016」に行ってきました。
アイスショーってすごい人気で、なかなかチケット取れないんです。高いのに・・・!!

アイスショーもいろいろありますが、このファンタジーオンアイスは、芸術性がとても高いプログラムになっています。

今回は三味線の吉田兄弟、ケミストリー、ピアニスト福間洸太朗、オペラ歌手が登場し、生演奏生歌での演技が中心。一流芸術の祭典といった感じで、2万円のチケット元取ったと思えるほどの内容でした!!

鈴木明子さんのブラックスワン、まるでバレエを見ているとしか思えない格調の高さ。

ジョニー・ウィアーの男性とも女性ともつかない妖艶さと力強さの入り混じった独特の世界。

織田信成×吉田兄弟は、ハマりすぎて完璧すぎる芸術作品。 三味線かっこいいっ!!

おっちゃんになったとはいえ、あの身体能力はさすがの元金メダリスト、イリヤ・クーリック。

安藤美姫、マラゲーニャは彼女に合ったプログラムですね。色っぽい。

華やかで可愛らしい本田真凛ちゃんや、イケメンのブライアン・ジュベール、ジェフリー・バトルも登場しました。

リボンをまとって空中を舞うサーカスのような演技もあり、アイスショーといってもただ氷を滑るだけでない様々な芸術の相乗効果で見せてくれるショーでした。

トリは、フィギュア界きっての貴公子ステファン・ランビエールのピアノとのコラボ。
彼の芸術性は、抜群のスタイルの良さも手伝って、立っている姿ひとつひとつが芸術作品。すさまじい気迫がピアノの音と交わって、鳥肌が立つほどのすばらしさで、感動しすぎてしばらく動けないほど・・・。

人として生まれ、人として生きてきてよかったと思わせるのが、心を揺さぶられる芸術作品に出会った時でしょうか。
大袈裟ですが、本当にそう感じたんです。

しばらくこの感動で生きていけそうです(笑)