なんとソメイヨシノはクローンだった!!

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春らしい陽気の日が多くなりました。
当店がある箕面駅は、たくさんの登山客でにぎわっています。
もうすぐ桜が咲く季節には、観光客やハイキング客などでさらに賑わう時期になります。

さて、日本人が大好きな桜、その代表格ヨメイヨシノって、実はすべてクローンだってご存じだったでしょうか?
その歴史は江戸時代、押木や接ぎ木で増やしていったため、遺伝子はひとつしかないのだそう。
そういえばソメイヨシノのサクランボって見たことないですね。そう、おしべとめしべでは増えないのです。

どうりで、一斉に咲き一斉に散るのはそういう理由からだったのですね。

この冬のドラマで綾瀬はるか主演「私を離さないで」が先日最終回を迎えました。
彼女たちもクローンとして生まれて、人としてのアイデンティティの確立を許されないまま一生を終えていきました。
クローンとしての一生が、咲き誇る桜と重なり、散りゆく時期のもの悲しさを一層引き立てている気がします。

そんな感慨深いソメイヨシノを眺めに、ぜひ箕面へいらしてくださいね。